宜興紫砂壷(イーシンズーシャホォー)の伝説

「宜興紫砂壷」とは、紫砂壷とも言い紫色の砂泥で作った急須のことで、おいしいお茶を楽しむために、日常家庭で使われている急須です。また、中国では有名な茶具として専門的に研究したり、愛好家に収集されたりしている芸術品でもあります。
お茶を飲む時、泥壷で釉薬のかかっていない茶具を使うことで、 水の精気を殺さずにおいしくいただくことができ、体によいと考えられています。泥壷の茶具としては、広州の仏山産のものが有名ですが、この山の土はすでに取り尽くされてしまっており、今では、この宜興の土のものが最高級品といわれています。そのすばらしさは形・素材・効用・技術・品格すべてにあります。
形を作る上で動物・植物などの自然のものは重要となり、芸術的にも完璧な姿を「千姿百態」と言われています。
素材は、鉄分を含んだ土で紫色以外に緑色・赤色の三種類を称して紫砂と言われています。
江蘇省・淅江省の研究家によると宜興紫砂壷・宜興朱砂壷・白瓷壷・ガラスの杯(コップ)の茶具で緑茶・紅茶・烏龍茶を入れ、色・香り・成分などを検出、紫砂壷に入れたものは、どんな状況にあっても変化がなく理想的なものであるとわかっています。
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